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第29回:<大学生のための面接無料講座>よくある失敗10選とその回避策

  • 執筆者の写真: 河野正夫
    河野正夫
  • 2025年7月6日
  • 読了時間: 4分

第29回 よくある失敗10選とその回避策


本番で“もったいない”ミスを防ぐために、今すぐ確認を



面接対策が順調に進んでいても、本番という特殊な環境下では、思わぬミスや誤算が起こりやすくなります。


たった1つの小さな失敗が、全体の印象に大きな影響を与えてしまうこともあります。


本番で力を出し切るためには、まず「よくある失敗」を知り、事前に対応策を準備しておくことが重要です。


今回は、面接現場で起こりがちな失敗を10個に整理し、それぞれに対する現実的な回避法を紹介します。





1.緊張のあまり声が出ない・震える


失敗例:


第一声が聞き取りづらいほど小さい。


語尾が不安定になり、何を言っているのか伝わらない。


回避策:


面接会場に入る前に、軽く発声練習を行い、口・喉を温めておきましょう。


事前に話し始めの一文(例:「よろしくお願いいたします」)だけでも繰り返し音読しておくと、スタート時の声の安定感が変わります。



2.質問を聞き返すタイミングが不自然


失敗例:


質問の意図が分からず、そのまま的外れな回答をしてしまう。または、聞き返す際に動揺が見える。


回避策:


「恐れ入りますが、もう一度お願いできますか」と、冷静に丁寧に確認することは減点にはつながりません。


むしろ、質問の意図を正確に把握しようとする姿勢は評価されます。聞き返しの練習も、模擬面接で繰り返しておくとよいでしょう。



3.想定質問以外への即応力がない


失敗例:


「その質問は準備していなかった…」と混乱し、沈黙してしまう。


回避策:


全質問に完璧な準備をすることは不可能です。


大切なのは「基本軸」と「教育観の土台」を持っているかどうかです。


答えに詰まったら、一呼吸おいてから、「私はこのように考えます」と自分の軸に引き寄せて回答する練習をしておきましょう。



4.語りが長すぎて、結論がぼやける


失敗例:


伝えたいことが多すぎて、話がだらだらと続き、面接官が要点をつかめなくなる。


回避策:回答は300字以内、時間にして60秒を超えないように訓練してください。


PREP法(Point-Reason-Example-Point)やSTAR法(Situation-Task-Action-Result)を活用して、1分以内で話せる構造を身体化することが重要です。



5.早口で話しすぎて、印象が焦って見える


失敗例:


伝えようとする意欲が強すぎて、内容が頭からあふれ、聞き取りにくくなってしまう。


回避策:


緊張を逆手にとって、あえて「ゆっくり話す」ことを意識しましょう。


早口は、聞き手に負担をかけます。


句読点のところで1秒間のポーズを意識するだけで、格段に印象が変わります。



6.表情が硬く、印象が冷たく映る


失敗例:


無表情に見えてしまい、誠実さや意欲が伝わらない。


回避策:


意識的に“口角”を上げる練習を取り入れてください。


無理に笑顔を作るのではなく、「話の内容と一致した表情」を心がけるだけで、安心感と信頼感が格段に向上します。鏡の前で練習することも効果的です。



7.言葉遣いや敬語が不自然・過剰


失敗例:


「させていただいております」「○○の所存でございます」など、不自然な敬語が多く、話し方が重たくなる。


回避策:


面接では、過剰な敬語よりも「分かりやすく、誠実に話すこと」が重視されます。


日常的な丁寧語(です・ます)を基本とし、過剰な敬語を避けることで、かえって落ち着いた印象を与えることができます。



8.姿勢や動作に落ち着きがない


失敗例:


椅子に浅く座っている、貧乏ゆすり、手の動きが多すぎるなど、落ち着きのない印象を与える。


回避策:


姿勢は「骨盤を立てて、背筋を伸ばす」が基本です。


座った姿勢のまま数分間動かずに話す練習をすることで、余計な動作をコントロールできるようになります。



9.準備しすぎた「暗記回答」になってしまう


失敗例:


丸暗記したような話し方になり、面接官に“作られた言葉”という印象を与えてしまう。


回避策:


原稿を「暗記」ではなく、「構造」で覚えてください。


たとえば、「結論→理由→具体例→まとめ」の4点だけをキーワードで覚え、それを即興的に話す練習を繰り返すと、自然な語りになります。



10.想定外のトラブルでペースを崩す


失敗例:


交通機関の遅延、持ち物忘れ、面接官が無表情だったことで動揺するなど、想定外に弱い。


回避策:


当日のスケジュールや持ち物チェックを前日までに完了し、面接予定地には1時間前に到着しておくことが基本です。


また、「無表情な面接官」も想定に入れて練習しておくと、精神的な耐性がつきます。



まとめ


面接における失敗の多くは、「準備不足」ではなく「想定不足」から生まれます。


だからこそ、「起こり得る失敗」を具体的に知り、それに備えることが最大の防御になります。


今回紹介した10の失敗は、多くの受験者が実際に経験する“リアルな落とし穴”です。


それらを回避することで、面接の印象は大きく改善され、あなた本来の魅力と実力が、確実に面接官に届くようになります。



次回はいよいよ最終回、第30回「本番で力を出し切るメンタルトレーニングと最終チェック」です。最後の1ピースとして、準備の総仕上げを行いましょう。




河野正夫




 
 
 

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