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小論文シリーズ13 「自主・自立」

  • 執筆者の写真: 河野正夫
    河野正夫
  • 2025年6月17日
  • 読了時間: 3分

【小論文課題】


「かわさき教育プラン」の基本目標の一つに「自主・自立」の精神を育むとあります。このことについて、あなたはどのようなことが大切だと考えますか。また。そのためにどのような取組をしますか。

具体的に600字以内で述べてください。


(600字以内)





【小論文】


「自主・自立」の精神を育むためには、児童生徒が自ら課題を見つけ、考え、判断し、行動する経験を積み重ねることが不可欠である。かわさき教育プランが掲げるこの基本目標は、変化の激しい現代社会を生き抜くための基盤であり、日々の学級経営や授業実践において一貫して育成する必要がある。


私は学級活動において、児童の意思決定の場面を多く設けている。たとえば学級会では、議題設定から話し合い、決定、振り返りまでを児童に委ね、教員はファシリテーターとして支える。また係活動や行事の準備では、自分たちで目標を設定し、役割分担や進行管理を行うことで、責任感や自己調整力を育てている。


さらに授業においても、子どもが自ら課題を見出し、他者と協働しながら考えを深めていく構成を意識している。社会科の探究的な学習では、地域の課題を題材にしたプロジェクト活動を通じて、資料の収集、意見の形成、発表といった一連の過程を経験させている。自分の意見に自信を持ち、粘り強く取り組む姿勢を育むことで、「自主・自立」の精神が徐々に形成されていく。


今後も私は、子どもたちが安心して主体的に挑戦できる学級づくりを心がけ、一人ひとりの成長を確かに支える教育実践を継続していく。そのために、家庭や地域と連携し、子どもたちの行動や挑戦を多方面から支える協働の体制づくりを進めていきたい。



【執筆の観点】


この小論文では、かわさき教育プランにおける「自主・自立」の精神の意義を出発点とし、その理念が児童にとってどのような力の育成につながるかを明確にしました。


特に、児童が自ら課題を設定したり、集団の中で責任ある役割を担ったりする経験を重ねることが、意思決定力や主体性の育成につながるという視点を重視しています。


実践例としては、学級会や係活動において子どもが自ら考え、判断し、行動する機会を設ける取り組みを提示しました。


また、探究的な学びを通して、社会的な視点をもって考える態度や、他者との対話を通して学びを深めていく姿勢が育まれるよう意図しています。


こうした過程を通じて、児童が自分の学びに責任をもち、自己調整しながら成長していく姿を具体的に描くことを大切にしました。


構成面では、「導入→展開→結論」という基本的な論の流れに沿いながら、教育理念と具体的な実践を丁寧につなげることを意識しています。


理念と実践を往還させる視点をもつことが、小論文の説得力を高める上で有効です。




河野正夫




 
 
 

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