2.「運動することの楽しさ」だけでなく、「知識・教養としての体育・保健」をどのように授業に位置付けますか?
- 河野正夫
- 2025年7月4日
- 読了時間: 2分
2.「運動することの楽しさ」だけでなく、「知識・教養としての体育・保健」をどのように授業に位置付けますか?

【模範回答】
私は、保健体育を「身体の学び」としての楽しさと、「知識・教養としての学び」の両面を併せ持つ教科だと考えています。運動の楽しさを実感する体験は、生徒の主体性や継続意欲を育てる大切な入口です。一方で、その背後にある身体の仕組みや健康管理、社会と身体との関係といった知識を深めることは、自らの生き方を考える教養的な営みに繋がります。私は、例えば運動の技能指導においても、筋力やエネルギー代謝の理解、戦術的思考や他者との協働の意味づけなどを丁寧に取り入れるよう心がけています。生徒が身体を動かす中で、「なぜそうなるのか」「どうすればよりよくなるのか」と問いを立てる視点を育て、教科全体が人生を支える知的基盤になるよう授業を構成したいと考えています。
【回答の方向性】
1. 実技と知識を「二項対立」ではなく「相補的関係」として語る構成
運動の楽しさと知識の深化を相互に高め合うものとして描くことで、統合的な教科観を提示できます。
2. 「教養としての保健体育」の意義を具体的に言語化する視点
健康管理・身体理解・社会的視点などを「生き方に関わる知的営み」として捉えることで、教科の価値が明確になります。
3. 授業の中で実際にどのように知識を扱うかの具体例の提示
技能指導と理論の接続場面(例:筋肉や動作の原理、戦術の背景など)を挙げると、説得力のある語りになります。
4. 生徒の「問い」を引き出す構えを含めた語り
知識を「伝える」だけでなく「自ら問う力」を育てることに重きを置くことで、探究的な学びの姿勢がにじみます。
5. 保健体育を「人生の教科」として捉える位置づけの明示
単なる技能や知識の習得ではなく、「生きる知恵」として保健体育を活用できるように授業を設計する意義が伝わります。
河野正夫



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