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第10回(最終回):清掃時間や係活動において、いつも特定の数名だけが真面目に働き、他の生徒はサボっている状態が続いています。真面目にやっている生徒から「不公平だ」と不満が出た場合、どのように学級を指導しますか。【大学生のための場面指導入門】(大学生でなくても学べます!)

  • 執筆者の写真: 河野正夫
    河野正夫
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

【大学生のための場面指導入門】


(大学生でなくても学べます!)





第10回(最終回):清掃時間や係活動において、いつも特定の数名だけが真面目に働き、他の生徒はサボっている状態が続いています。真面目にやっている生徒から「不公平だ」と不満が出た場合、どのように学級を指導しますか。



【模範回答例】



まず、不満を訴えてきた生徒に「気づいてくれてありがとう」という気持ちで向き合い、その正直な訴えをしっかり受け止めます。


その上で、学級全体の問題として捉え、ホームルームなどの時間を使って、クラス全員で現状を共有する場を設けます。


その際、サボっている生徒を名指しで批判するのではなく、「自分たちのクラスをどうしたいか」を全員で考える形で話し合いを進めます。


真面目に取り組んでいる生徒の姿を、担任として具体的な言葉で認め、クラス全体の前で丁寧に認めます。


その後も、係活動や清掃の様子を日常的に観察し、変化を見逃さずに声をかけ続けることで、全員が参加できる学級づくりを進めていきます。



【ワンポイント・アドバイス】



1.不満の訴えを、学級改善のきっかけとして受け止めましょう


「不公平だ」という言葉は、クラスをよりよくしたいという思いの表れでもあります。


その訴えを個人的な問題として処理するのではなく、学級全体で向き合うべき課題として捉え直すことが、担任としての大切な視点です。



2.話し合いは「批判」ではなく「問い」から始めましょう


サボっている生徒を責める雰囲気にすると、防衛的な反応を生み、話し合いが対立の場になってしまいます。


「どんなクラスにしたいか」という前向きな問いを起点にすることで、全員が当事者として考える場をつくることができます。



3.真面目に取り組む生徒を、担任の言葉で認めましょう


頑張っている生徒が報われない状況が続くと、やる気そのものが失われていきます。


担任が具体的な言葉でその姿を認めることが、真面目に取り組むことの価値をクラス全体に示すことにつながります。




河野正夫




 
 
 

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