第8回:定期考査の最中、ある生徒がカンニングをしている(スマートフォンの画面を見ている)のを目撃しました。試験監督として、その場でどのように行動し、その後どのような指導を行いますか。【大学生のための場面指導入門】(大学生でなくても学べます!)
- 河野正夫
- 3 時間前
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【大学生のための場面指導入門】
(大学生でなくても学べます!)
第8回:定期考査の最中、ある生徒がカンニングをしている(スマートフォンの画面を見ている)のを目撃しました。試験監督として、その場でどのように行動し、その後どのような指導を行いますか。

【模範回答例】
まず、試験中の静粛な環境を守るため、大声で指摘するのではなく、その生徒のそばに静かに近づき、低い声で「スマートフォンを預からせてください」と短く伝え、落ち着いて回収します。
周囲の生徒への動揺を最小限に抑えながら、該当の答案用紙については学校の規定に従って処理します。
試験終了後、当該生徒を別室に呼び、見えた状況を伝えながら、事実確認を丁寧に行います。
その上で、なぜそのような行為に至ったのか、背景にある不安やプレッシャーにも目を向けながら、誠実に向き合います。
最後に、管理職や学年主任に速やかに報告し、学校の規定に基づいた対応を組織として進めていきます。
【ワンポイント・アドバイス】
1.その場の対応は「静かに・短く・迅速に」が原則です
試験中に大声で指摘すると、他の生徒の集中が乱れ、教室全体が動揺します。
そばに近づき、低い声で短く伝えるだけで、状況を最小限の混乱で収めることができます。
落ち着いた対応が、試験監督としての信頼を示します。
2.事実確認は、決めつけずに丁寧に行いましょう
目撃した状況を一方的に断定するのではなく、「こういう状況が見えたのですが」と伝えた上で、生徒の言い分も聞く姿勢が大切です。
事実に基づいた公正な確認が、その後の指導の信頼性を高めます。
3.カンニングに至った背景にも、目を向けましょう
カンニングという行為の裏には、成績へのプレッシャーや、準備が間に合わなかった焦りが隠れている場合があります。
行為を厳しく指導することと同時に、その生徒が追い詰められていなかったかを確認することも、担任としての大切な視点です。
河野正夫



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