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第7回:近年、不登校傾向にある生徒が増加しています。もしあなたのクラスに「学校には来たい気持ちはあるが、朝になると体が動かなくて行けない」という生徒がいた場合、担任としてどのようにアプローチしますか。【大学生のための場面指導入門】(大学生でなくても学べます!)

  • 執筆者の写真: 河野正夫
    河野正夫
  • 1 時間前
  • 読了時間: 2分

【大学生のための場面指導入門】


(大学生でなくても学べます!)



第7回:近年、不登校傾向にある生徒が増加しています。もしあなたのクラスに「学校には来たい気持ちはあるが、朝になると体が動かなくて行けない」という生徒がいた場合、担任としてどのようにアプローチしますか。





【模範回答例】



まず、その生徒の「学校に来たい」という気持ちを大切に受け止めます。


朝に体が動かないという状態は、意志の弱さではなく、心身のバランスが崩れているサインである場合があります。


その前提に立ち、責めるのではなく、「来たいと思っているんだね」という言葉で寄り添うところから始めます。


保護者とも連絡を取り合い、家庭での様子や生活リズムを把握しながら、登校できた日には温かく迎え入れます。


また、養護教諭やスクールカウンセラーとも連携し、必要に応じて専門的なサポートにつなげることも検討します。


生徒のペースを尊重しながら、学校とのつながりを少しずつ維持していくことを、指導の基本姿勢とします。



【ワンポイント・アドバイス】



1.「来たい」という気持ちを、指導の出発点にしましょう


「行けない」という事実だけに注目すると、生徒を追い詰めてしまう場合があります。


「来たいと思っている」という気持ちに着目し、その気持ちを肯定することが、生徒との信頼関係を築く第一歩です。



2.「休んでいる」のではなく「苦しんでいる」と理解しましょう


朝に体が動かない状態は、心身の不調が身体症状として現れているサインである場合があります。


怠けや甘えと決めつけず、医療や専門機関との連携も視野に入れた柔軟な対応が求められます。



3.登校できた日の「迎え方」が、次の一歩をつくります


やっとの思いで登校できた日に、教員の温かい一言があるかどうかが、その後の登校意欲に大きく影響します。


「来てくれてよかった」という気持ちを自然な形で伝えられる学級の雰囲気をつくることが、担任としての大切な役割です。




河野正夫



 
 
 

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